高松機械工業株式会社では、営業部門の社員を対象にメンター(烏帽子・ヨボシ)制度を導入します。新しく営業部門に配属された社員に対し、先輩社員が継続的にサポートを行うことで、営業人材の育成を図ります。

「烏帽子」となる先輩社員が身に付けるバッジ
新入社員の心のよりどころ・メンター
「メンター」は「指導者」、「助言者」という意味で、新入社員などに対し業務上の支援はもちろん、悩みや困りごとについても寄り添い一緒に解決を図る先輩社員のことを指します。
メンターにサポートされる立場の人を「メンティー」といい、両者はお互いに良い影響を与え合う関係でなくてはなりません。
北陸地方で受け継がれてきた「烏帽子」という慣習
石川県の能登地方や富山県の一部地域では、「烏帽子親」という風習が今もなお存在し続けています。
同じ地域に住む人たちが、身内以外で実の親子のような関係を結ぶもので、烏帽子親は、烏帽子子の仕事上や身の回りの世話を行います。
「烏帽子」というネーミングには、時にはおせっかいなくらいに人情味のあるメンターになってほしい、という意味が込められています。
烏帽子(メンター)制度におけるメリットとは?
①新人営業社員が安心して働ける環境を
日々の営業活動に追われる営業員にとって、新入社員への指導は大変なもの。「習うより慣れよ」スタイルのOTJに頼りがちです。
気軽にかつ安心して相談できる先輩社員の存在は、新人営業社員の心の支えとなり、離職率の低下・営業パフォーマンスの向上につながります。
②先輩社員自身も成長
メンティーをサポートする過程で、メンター自身のマネジメント力強化も期待できます。
コミュニケーションを通じてメンティーの目標を引き出し、達成に向けて継続的に支援を行うことは、部下育成における重要な要素の一つです。
このようにメンター・メンティー両方が成長できることが、この制度の意義といえます。
お客様によりよいご提案を
新人営業社員を支援しながら、営業部門一人ひとりの成長も後押しする本制度。
当社はこれからも新しいアイデアで営業体制を強化し、よりよいご提案ができる企業を目指していきます!
製品導入・加工などに関するご相談を随時受け付けております。お気軽にお問い合わせください!