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2024.08.23

その不具合、消耗部品の摩耗が原因かも?!

今回は、部品交換前にお客様で確認できる、消耗品関係のメンテナンスをご紹介します。

①コンベアのローラー軸が摩耗していませんか?

インコンベアやアウトコンベアなどのベルトを交換するときに、一緒にローラー軸を見てください。

ローラー軸が摩耗するとベルトが偏りする恐れがあります。

稼働状況にもよりますが、購入してから10年以上交換をしていないようであれば摩耗している可能性が高くなっています。

ベルト交換時であればさほど手間もかかりませんので、摩耗が見られればぜひ交換してみましょう。

②ローダフィンガ取付部のアダプターは摩耗していませんか?

フィンガ取付部位が摩耗している場合、フィンガが傾きワークの中心がずれる、

またワークが搬送中脱落する恐れがあります。

ローダの芯出しが上手くいきにくくなった・フィンガを交換時に確認するとガタが大きくなったなどの

症状が見られたら是非一度ご確認ください。

③ローダリストエンドの機構は正常ですか?

正常でない場合ワークが基準面に対して傾く恐れがあります。

ローディングミスをするようになったり、リストエンド交換時に

ガタが見られるようになっていれば、交換をおすすすめします。

④主軸ベルトとタイミングベルトも消耗品です

主軸を回すために主軸モーターと主軸プーリーをつなぐ主軸ベルト、

正確な回転数を把握するためにポジションコーダーと主軸プーリーをつなぐタイミングベルト、

それぞれ消耗品ですので、是非一度見てみてください。

亀裂が入っていたり、ヒビやベルトの山がなくなったりしていれば交換の目安です。

もしご自身で交換が難しい場合、弊社サービスに主軸ベアリング交換依頼をする際に

合わせて依頼すると手間もかかりませんよ♪

 

―お問い合わせ―

高松機械工業㈱ 部品サービス課 部品係 まで

TEL 076-274-1407 (受付時間:8:30~18:00)

メールでのお問い合わせは parts@takamaz.co.jp