切削能力とコンパクトさの両立
高剛性φ100mm軸受主軸に、高出力15/11kW主軸モータを搭載。
スライドは角スライドを採用し、従来機からの強靭な機械構造を踏襲しているため、重切削能力と精度を長期間に渡って維持できます。
Z軸移動量は450mmとシャフト加工に十分なストロークを確保しながら、機械間口1,695mmのコンパクト設計を実現しています。<機械幅はTAKAMAZ製1タレット機と同等>
シャフト加工に対応する多彩なオプションと、段取り替えの省力化
テールストック装置は、剛性が高い新構造を採用し、油圧駆動で強力な推力を発揮します。
テール移動は油圧駆動でありながら、位置を絶えず検出することで加工プログラムと連動し、段取り替え工数の削減に寄与します。
振れ止め装置は、モータ駆動によりワーク支持位置を任意に設定変更が可能な他、φ120mm主軸軸受、18.5/15kW主軸モータ、MT-5仕様テールストックなど、さらに高負荷な加工にも対応したオプションが充実しています。(XTT-500適用)
メンテナンス性の向上
機械中央に開口幅500mmの大きなメインスライドドアを設け、広いスペースで機内作業が可能です。さらにタレット、テールユニットなどの機構部が集中する機械右側に、同じく開口幅500mmのサブスライドドアを採用。ワンタッチで広いメンテナンスエリアを確保できます。<機械保全作業の負担を軽減>
自動化への高い親和性
シャフトワークに最適なハンドリングを持つ可搬重量8kgの新型3軸ローダを採用しています。TAKAMAZ周辺装置の高いカスタマイズ性と合わせて、様々なユーザニーズに対応が可能です。