この度、高松機械工業株式会社の倒立形CNC旋盤「XV-3」が第52回機械工業デザイン賞IDEAにて「審査委員会特別賞」を受賞しました。
受賞製品「XV-3」について
XV-3は、1台に3つの主軸を搭載した倒立形CNC旋盤です。
旋削加工以外にも横穴加工など多様な加工が可能で、複合旋盤とモジュール旋盤の長所を兼ね備えた製品です。
主軸自体が移動して搬送装置にワークを受け渡すセルフローディング構造を採用。
また搬送装置にワーク反転機能を持たせ、チャック同士の受渡し回数を減らすことで、段取り工数も削減できます。
機械工業デザイン賞IDEAとは?
「機械工業デザイン賞」は、1970年に日刊工業新聞社が工業製品のデザインの振興・発展を目的に創設。
これまで、時代を先取りするデザインに優れた数々の工業製品を表彰してきました。
半世紀という節目の年である2020年(第50回)に名称を「機械工業デザイン賞IDEA」と改称し、今年で52回目を迎えます。
今年は、ハードはもちろん省人化・自動化を実現するソフトとの融合を訴求する製品が多く見られ、全19製品が選出されました。

7月26日に開かれた贈賞式に出席し、記念盾をいただきました。(画像提供:株式会社 日刊工業新聞社)