コラム

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2024.06.19

MEX金沢2024(第60回機械工業見本市金沢)に出展しました!

 

5/17(木)~19(土)の3日間、石川県産業展示館にて開催されたMEX金沢2024に出展しました。

初日は悪天候にも関わらずたくさんのお客様に足を運んでいただき、2日目からは晴天の中、来場者の合計は3日間で3万6,000人を超え、会場は賑わいを見せていました。

弊社のブースにもたくさんのお客様にご来場いただき、高松機械の新製品をご提案させていただきました。
ご多用の中、ご来場いただいた皆様には、心より感謝申し上げます。

駆け上がれ!新しい技術のステージへ

今年で記念すべき60回目を迎える日本海側最大の工作機械見本市、MEX金沢。
駆け上がれ!新しい技術のステージへ— と銘打って、多くの企業・出展者が揃い踏み、最新の技術が結集しました。

各ブースでは「自動化」「省人化」「カーボンニュートラル」に重点を置いた機械が多数展示され、独自技術のPRを行っていました。

「自動化は未来の話じゃない」

高松機械工業のブースではこのスローガンを掲げ、「自動化」「省エネ」を意識した展示内容としました。
高生産性と省エネを両立させた環境対応マシン「XTL-8」の初お披露目をメインに、新事業でもあるびん分別の自動化を実現した資源ごみAI自動選別機「AI・B-sort」を出展。多くの関心を寄せていただきました。

出展機ラインナップ

次期スタンダード 高生産性・環境対応マシン「XTL-8」


高松機械工業では6インチの小型旋盤だけでなく、8インチ以上のラインナップも充実しています!

今回MEX金沢2024で初お披露目となった「XTL-8」は、ご来場者の皆様に大変関心を寄せていただきました。
ワーク加工長Max.600mmの加工能力を保持しながら、省エネにも配慮した次世代のCNC旋盤で、背の高い特殊チャック仕様でもZ軸ストローク全域での加工が可能な機械構造となっています。

加工実演「XTL-8MY」CONCEPT MACHINE

新機種XTL-8シリーズ「XTL-8MY」にてデモワークの加工を実演し、たくさんのお客様にご覧いただきました。

実演加工の工程をご紹介します。

【旋削加工】

高負荷の旋削加工として5mmの切込みでの加工を行います。

【ねじ加工】

切粉トラブルの対策として高松機械オリジナルの加工方法である、ネジ切りでの切粉分断動作を取り入れております。

【高送りカッターを使用した転削加工】

Y軸搭載機でシャフト中間部の平面加工もマシニングセンタの様に簡単に加工する事が出来ます。ミーリング加工に於いても十分な能力があります。

仕上がりがこちらです。

こちらの加工についてより詳しく知りたい方は下記からお願いいたします。
⇒お問い合わせはこちらから

 

大型タッチパネル採用。新たなローダシステムで生産性を高める「XWT-8」


段取り時の操作性向上を図った「XWT-8
視認性に優れた21.5インチのタッチパネルを採用し、操作目的ごとに3画面の切り替えが可能です。新たなローダシステムを搭載し、従来機よりも最短10%(5.5秒)のローディングタイムを実現しました。
XWシリーズの旗艦機種であるXW-130の高い生産性をそのままに、DXとサステナビリティの付加価値を加えたモデルです。

省スペースを実現。3,4インチに対応のXWシリーズ「XWG-3」


生産効率の追求と省エネルギー効果を高めた「XWG-3」は、設置面積わずか2.75㎡。
4インチチャックCNC旋盤の本機は、2スピンドル2スライド機ながら省スペースにこだわった一台です。動作の高速化により、従来機と比べ省エネルギーを実現しています。

本機には、設備待機の状態を監視し自動で低圧化させ不要なエア消費を削減できるSMC社製のエアマネジメントシステムを取り付けて展示し、お客様へ省エネをPRしました。

資源ごみ分別-人手不足解消への挑戦「AI・B-sort」


自動化技術を利用し、効率的にびんの分別を行う「AI・B-sort」。
現在びんの色分け工程は人の手で行われているため非効率的であり、また過酷な労働条件や選別作業の複雑化から慢性的な人手不足が問題となっています。
そのような現状を打破すべく開発された本機。

ベルトコンベアにびんを流すと、ビジョンユニットでビンの色を認識します。その後流れてきたびんをアームで持ち上げ、透明・茶色・その他の色に選別します。

展示会場では、びんを仕分ける音や自動化されたその軽快な様子から多くのお客様の視線を集めました。

学生限定!会社説明コーナー


昨年から引き続き設置された会社説明コーナーは、昨年にも増して多くの学生の方々にご訪問いただきました。
高松機械のお仕事を、クイズ形式で分かりやすく説明させていただきました。

お集まりいただいた学生の方々の中に、未来の高松機械を担う方がいらっしゃるとうれしいです。

まとめ

自動化を掲げた今回のMEX2024。

弊社ブースでは8インチの次世代CNC旋盤や省スペース省エネルギーを実現したCNC旋盤、AIを用いた資源ゴミ自動分別機など、実用的かつ時代のニーズに合った高松機械の設備に触れていただく機会になったのではないかと思います。

11月には東京でJIMTOF2024が開催されます。

たくさんのお客様に多彩なラインナップで新たなご提案ができるよう、準備を進めておりますのでぜひご期待ください。

 

会場でお受けできなかった製品に関するご質問や加工に関するお悩みなども、お待ちしております。お気軽にご相談ください。

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