メカトロテックジャパン2023(MECT2023)に出展しました!
10月18日(水)~21日(土)の4日間、ポートメッセなごやで開催されたメカトロテックジャパン2023(MECT2023)に出展しました。
新第1展示館が新設されて初めての本展示会には、前回展の6万8000名を超える、7万7000名を超える方々が来場しました。
弊社ブースにも4日間で約1,100名の方にご来場いただき、新機種を含む最新の製品や多彩な技術をご覧いただきました。
過去最大の出展点数!工作機械の実機を間近で体感
今年で19回目を迎え、過去最大規模での開催となった今回のメカトロテックジャパン。
実機をより間近で見て感じてもらう展示をコンセプトに、工作機械をはじめとした285点の製品が一堂に会しました。
今年は機械本体にIoTや自動化装置を搭載したシステムでの提案が数多く見られました。
また各社複合化や省エネルギーなど、時代のニーズに対応した最新技術を披露しました。
カーボンニュートラル・省人化・DXを実現する技術を紹介
高松機械工業ブースでは、カーボンニュートラル・省人化・DXをメインテーマに展示を行いました。
初お披露目となる新製品「XWT-8」や、高性能・コンパクトで好評の「XTS-6」「XWG-3」など、多彩なラインナップをご紹介しました。
- XWT-8 (8インチ CNC旋盤) NEW
- XTS-6 (6インチ CNC旋盤) + ユニバーサルロボット
- XWG-3(4インチ CNC旋盤)
- ServoROT-00 (ワーク給排出自動化システム)
- シャフト加工プロトタイプ
2スピンドル2タレットの新定番「XWT-8」
新製品「XWT-8」は、XWシリーズの旗艦機種であるXW-130の高い生産性をそのままに、DXとサステナビリティの付加価値を加えたモデルです。
視認性に優れた21.5インチタッチパネルを採用し、段取時の操作性を向上させています。
また、新ローダシステムの搭載により、最短ローディングタイム5.5秒を実現。
会場では大型の操作画面を中心に多くの来場者に興味を持っていただいていました。
コンパクト化・高生産性に磨きをかけた「XTS-6」
JIMTOF2022やMEX2023に引き続き出展を行った「XTS-6」。
Xシリーズの省スペースな特長を踏襲しつつ、動作の高速化と稼働時における省エネルギー化を実現した高付加価値モデルとしてご好評をいただいています。
今回のMECT2023では、ユニバーサルロボットとの連結で自動化ができる点をPRしました。
またオシレーション機能を使用した揺動切削の実演加工も行いました。
省スペース性と高生産性を両立「XWG-3」
「XWG-3」は、非常にコンパクトながら1台で単軸機2台分の高生産性を発揮する2スピンドル旋盤です。
スライド早送り速度やローディングタイムを弊社従来機よりアップさせ、サイクルタイム短縮に貢献します。
会場では、ローダ動作の速さなどに興味を持っていただく場面もあり、多くの方々に注目いただきました。
ロボットでの自動化をもっと手軽に「ServoROT-00」
多関節ロボットと材料供給部をパッケージ化したのが、こちらの「ServoROT」。
MECT2023では、前回展の「ServoROT-01」よりコストを抑えたモデルである「ServoROT-00」を出展しました。
ロボット導入を検討されている多数のご来場者から関心をお寄せいただきました。
既存の設備への後付けが可能で、洗浄ユニットや計測装置など多様なニーズにお応えできる点をご紹介しました。
シャフト加工プロトタイプ
現在開発中の新機種も「シャフト加工プロトタイプ」として参考出展しました。
コンパクトながらXT-8よりも長いシャフトワークに対応する本機。発売前ながら、多くの方々からご期待の声やご質問をいただきました。
TAKAMAZコレットチャックもPR
弊社の「強み」の一つである「TAKAMAZコレット」も展示いたしました。
各機械の傍らに実物を展示し、コレットチャックの優位性についてPRしました。
使い古して精度が出なくなったコレットチャックやフランジを甦らせる「再研磨」の取り組みについてもご紹介し、多くの反響をいただきました。
協働ロボットでコーヒー&お菓子をご提供!
MEX金沢に引き続き、ファナック製の協働ロボットを使った体験を実施。今回は、ロボットがコーヒーとお菓子を提供するという内容でした。
自らコーヒーマシンを操作するロボットの様子を不思議そうに見ていただく場面も多く、ロボットがさまざまな用途で活躍できることをPRする貴重な機会となりました。
まとめ
カーボンニュートラル・省人化・DXがメインテーマとなった今回のMECT2023。
新製品「XWT-8」を筆頭に、生産性・付加価値をさらに向上させたラインナップをご提案しました。
また、こうした「展示会」というイベントは、皆様に弊社製品をご紹介できると共に貴重なご意見を頂戴できる大切な機会です。
ブースにお立ち寄りいただいた皆様には改めて御礼申し上げます。
今後も、リアルな展示会への出展はもちろん、ウェブサイトやSNSでも高松機械の最新技術をお届けしていきます。
製品やアフターサービスに関するご質問等も随時受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。