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2022.09.29

IMTS 2022(シカゴショー)に出展しました!

IMTS2022出展レポート

9月12日(月)~17日(土)の6日間、シカゴのマコーミック・プレイスで開催されたIMTS 2022(International Manufacturing Technology Show)に出展しました。

4年ぶりの開催となった今回、世界各国から1200社以上の企業が出展し、会場は約8万6000名の来場者で賑わいました。

今回は、そのIMTS 2022の模様を写真と共にお伝えします!

IMTSとは?

世界四大工作機械見本市の一つである「IMTS」。(残り3つは、EMO:ミラノ/ハノーバー、CIMT:北京、JIMTOF:東京)

International Manufacturing Technology Show」の略で、西半球最大にして最も歴史ある機械工業見本市です。

アメリカ合衆国のシカゴで開催されることから、「シカゴショー」という名前でも親しまれています。

IMTS2022会場の様子

写真提供:IMTS(Photo courtesy of IMTS)

2年に1度開催されるIMTSには、工作機械はもちろん、金属加工技術など世界中から最新鋭の技術が集います。

テーマは「デジタルマニュファクチャリング」

デジタルマニュファクチャリング

今回のIMTS 2022の主要テーマとして「デジタルマニュファクチャリング」が掲げられました。

製造工程にデジタル技術を導入する取り組みは盛んに行われてきましたが、近年では、設備の稼働状況に関するデータ収集や予防保全への活用など、その実用化が急速に進んでいます。

IMTS 2022では、こうした「実用フェーズのデジタルマニュファクチャリング」をキーワードに、IoTやAI技術を活用したさまざまな設備が展示されました。

>>TAKAMAZのデジタル技術に関する詳細はこちら

「自動化」も見どころの一つに

ロボットシステムで自動化をPR

写真提供:IMTS(Photo courtesy of IMTS)

工作機械に関しては、設備にロボットシステムを組み合わせ自動化を謳った展示が多数見受けられました。

製造業の人手不足が世界的に深刻化する中、各社汎用性の高いロボットを旋盤等に組み合わせ、省人化をPRしていました。

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多彩なラインナップでメイドインジャパンの技術を披露

高松機械工業ブース

今回、高松機械工業では以下の7機種を展示しました。

1スピンドル1タレットのシンプルマシンから平行2スピンドル機まで、さまざまな加工ニーズにお応えする充実のラインナップで来場者をお迎えしました。

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高松機械が得意とする自動化技術をPR

「XC-100」では、高松オリジナルのΣi60ローダを搭載し、バラ積みピッキング搬送装置(他社製)との連結展示を行いました。

デモ運転も行い、多くの方にご覧いただきました。

※XC-100のモデルチェンジ機はXTS-6となります。

XC-100とバラ積みピッキング搬送装置

XC-100の自動化システムを見る来場者

6インチ機の「XT-6」は、今回バー仕様を出展。パーツキャッチャ・排出コンベアも搭載することで、バー材加工の自動化にも対応できる点を訴求しました。

またファナックローダを搭載した複合加工機「XT-8MY」には、イン・アウトコンベアを取り付け、自動化・省人化に貢献するシステムをPRしました。

複合加工・工程集約のニーズにもお応え

XW-60とマシニングセンタの連結

平行2スピンドル機の主力製品「XW-60」には、高速ローダを搭載し、高精度加工・高速自動化が実現できる点をアピールしました。

またメクトロン製のマシニングセンタと連結することで、省スペースな生産ラインの構築をご提案しました。

まとめ

2020年度の中止を経て4年ぶりの開催となった今回のIMTS 2022。

北米地域のお客様・お取引先様とのリアルな接点を持つことができ、大変有意義な6日間となりました。

また工程集約や自動化のニーズが高い欧米市場において、複合加工機やロボットとの連結システムをPRさせていただく貴重な機会となりました。

高松機械工業では、これからも日本のみならず、世界中でお客様のニーズに寄り添った製品・サービスのご提供に邁進していきます。

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